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末っ子ちゃんがここのところ、しきりに見せてくれた工作。
上手にできたね、と声をかけてもいまいちさえない反応だなぁと感じていたら、今日、説明の用紙を見つけて内容を読んだら、あぁ、ごめん。本当にごめん。って思った。 彼女は私を思って作ってくれていた。 おいしいごはんの記憶を辿って、楽しい時間を形にして、私に分かち合いたかったんだ。 私は自分の心にこんな風に接しているのかもなんて感じた。 こうやってことばにすることで、思い出せるものがある、気づくことがある、見つかるものがある。そのことを思い出させてくれた出逢いが心の奥深いところでぬくもりみたいになって私をぽかぽかしてくれる。
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by usadeppa
| 2017-02-25 13:16
ブログを再開していこうかなと思っています。
ここ数年、言葉でつづることが一度枯渇してしまったような感じでした。 でも、読み返してみると、その時しかつづれない言葉でつづってきた日常はたくさんの気づきを与えてくれました。 子どもたちがびっくりするほど大きくなったな、ということも改めて気づかされます。 少しを整え、ブログともう一度向き合ってみたいと感じています。 #
by usadeppa
| 2017-02-22 00:06
| etc...
あたりまえのことかもしれないけれど、子どもを産んでから、初めて仕事をしていない日々を送って気づいたこと。
それは、仕事している、していないに関わらず、日々やることはたくさんある、ということ。いつまでもたゆみなく時間は進んでいく。歩めなくなっていた私も、言葉にならなかった日々も、すべては、自分に帰する。 だから、生きるんだな。って感じている。 #
by usadeppa
| 2014-03-11 12:46
| etc...
帰化申請が許可されて、私の国籍が、韓国から日本に変わった。
10年くらい前から、数度、申請を試みながら、最後まで手続きを完了できなかったことがある。 そのことについて心の中のありのままを書くにはとても複雑で難しいのだけど、私が生まれながらにして与えられた在日韓国人としての韓国籍は、自分が選んだものではなくて与えられたものだったから、それを変えることが何となく自分の根っこを切ってしまうような作業に感じた違和感からだと思う。 日本で生まれて、日本語で話していて、韓国語は話せなくて、韓国のこともちゃんと知っているわけではないけれど、私は韓国人だった。 おじいちゃんやおばあちゃんたちが戦争の時代に日本に来て、そのまま日本で暮らし続けてきた。そして、父も母も韓国人であることを変えずにこの地で生きてきた。 大人や歴史のいろんな事情があったにせよ、今を生きている韓国人としての私の人生では、諸生活の面で、たとえば戸籍、住民票、パスポートなどにおいて、煩雑さがあった。中学生の時、外国人登録済み証明書を作成する際、指紋押捺制度最後の年で、指紋押捺もした。 そのことの意味や、制度の意味もよく分からなかった。 ただ、単純になぜ、こういったことが必要なのか、わからなかったし、どちらかというと、こういった出来事は自分が日本人じゃないんだと、自覚させられる出来事だった。 そして、日常ではおばあちゃんが喋るハングルをおばあちゃん語だと思っていたり、キムチを漬けるのは、どこのおうちでもやってるもんだとばかり思っていたり、お正月にトックを食べるのも、普通のことだと思っていた。その日常は思い出深くてあったかくて、私の暮らしの基本を育ててくれたものの中に「韓国」があった。 それは、かけがえない大切な暮らし。 こういった暮らしは、しっかりと暮らしになじんでいて、私の人生に「韓国」の要素はいっぱいつまっている。 【国籍】ってなんだろう。そんなに重要なのかな。と思うし、日本人じゃなかったから、その権利がないということを実感したことはたくさんある。だから、国籍は重要だ、とも思う。権利がないという不便さは思いのほか暮らしにとって根深い出来事だから。 許可が下りたと知って、涙が出た。よかった、やった!という安堵のような想いと、これまで韓国人として生きてきた私の人生の思い出みたいなものが絡み合った。出来なかった数度の申請と、今回最後まで手続きしたことと、今だからそれができたんだな、といういろんなものが絡み合った気持ち。 私は日本人になった。なれたんだ。ってじわじわっとこみ上げるものがある。 そこには安堵の想いと、それと同じくらいのせつなさみたいなものが混じり合っている。悲しさとか、喪失感ではなくて、とても切ない感触。 この新しい始まりに、おばあちゃんが言っていたことを改めて大切にしようと思う。 おばあちゃんは戦争の時代を生きて、日本で暮らして、いろんなことを経験した。そのおばあちゃんが小さい頃、私に、どんなところにいても、どんな環境でも、正直に一生懸命生きることが大切だとつぶやくように話していた。結構小さかったのだけどこの言葉は私の心に印象深く残っている。 そして、日本人にもいい人、悪い人はいたし、韓国人でもいい人と悪い人がいた。国じゃないんだよ、人間なんだよ。自分がどんな人間か、なんだって少し遠い目をしながら話してくれたおばあちゃんの顔。帰化の許可が下りたと分かった時になぜか心によぎったのは、この時の風景。 何も意識していなかったあの時の時間は、私にとって、大切な出来事だったんだなと思う。 私は、これから先の人生を、これまでのことを大切にしながらもう一度大切に歩んでみたいと思う。大切なことを見失わないように。 #
by usadeppa
| 2013-11-01 09:39
| etc...
生きていると本当にいろんなことと巡り合うなぁって最近感じる。
自分の身に起こっていることが、普段の小さな日常の積み重ねとつながっていることを感じたり、大きな出来事が、これまで当たり前のように過ごしてきた日常の結果だと感じたり。。。 言葉にしたい日常があるのに、まだ言葉にできない、何かつっかえているもの。 それを最後噛み砕くような時間を過ごしている気がする。 そんな中での気づきは、 私はとても小さな小さな世界を大切にしたいって思っていたということ。 私にとっての言葉は、私の気持ちそのままをつづる言葉だということ。 私にとっての「自由」が大切ということ。 それは、誰かに分かってほしいというものではなくて、 私が分かっていたいことだったんだなって。 それが私にとって自分を大切にすること。 それを取り戻せたら、子どもたちとの日常を私の言葉で語るところに、戻れるような気がしています。 うまく言えないのだけど、いろんなことがあった年月だけど、ここで一番大切なものに気づかせてもらえるのだと思う。神様に、そんな機会を私に与えてくださったことに感謝したい。 #
by usadeppa
| 2013-03-07 20:39
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